弊協会は10年間ジュニア育成をしてきた団体で、現在3200名弱の会員を擁して、プロゴルファーを目指している選手達に年間100前後の大会を全国で開催しています。
しかし、現在のプロ業界の人気低迷と、プロになったとしても将来が描けない、夢のないゴルフ界を鑑み、好きなゴルフを辞めてしまう選手が多くなってきました。
さらに、今のゴルフ業界では、大多数のプロゴルファーがツアー難民と言われ、ツアーにも出場できず、トーナメント自体が少な過ぎる観点から、なるべく遠征費のかからないツアーを全国5ブロックで平日の毎日に開催するWDCツアーを誕生させました。
WDCツアーは、まず男子も女子も、プロもアマも、シニアもジュニアも、日本人も外国人も誰しもが差別なく挑戦できる賞金ツアーです。ただ、プレー環境を考えてアマチュアはハンディキャップ17までという制限はありますが、それ以外は誰しもがチャレンジできるもので、それを実現するための賞金ツアーですので、間違いなく実施いたします。
WDCツアーは既存のツアーのようにすべてスポンサーに頼るツアーではございません。QTの参加料や登録料、エントリー費はすべて賞金の一部として賄われ、足りない分は100余りの大中小企業団体のスポンサード及び出資者の資金などで賄っています。
WDCツアーは2014年12月に開催された実績を元にして、世界最高峰のアメリカとゴルフ強豪国韓国を研究して考案されたツアーであり、賞金はレギュラーツアーと同様、出場する人数に関係なく、決められた賞金全額が支払われるツアーです。
従来のQTの受験料は高額で、QT期間もファイナルまで約3ヶ月と長く、多額の費用と労力が必要とされてきました。しかし、WDCツアーは時間、費用、労力、すべての面において選手の負担を減らすため、QTを1日大会で完結し、会場ごとに通過者が決まる仕組みです。1日大会のため、不合格を考慮して費用は掛かりますが、3会場まで受験できるようにしています。QT賞金は、1回で合格した選手が再度の受験で回収できるよう還元するものです。
WDCツアーではQT賞金を設けている関係で、エントリーの後は参加如何を問わずキャンセルはできません。
WDCのQTに通過すると、まず、ゴールドメンバーになり、年間を通して3部ゴールドツアーの約400大会に出場できます。但し、400万円大会ではシード順位戦に勝ち抜く必要があり、200万円大会は先着順エントリーとなります。
3部のエントリー費は、12,000円(税別)です。
2部のエントリー費は、1500万円大会が18,000円(税別)、400万円大会が25,000円(税別)です。
1部のエントリー費は、18,000円(税別)です。
WDCツアーのQTは、順位を争うものではありません。QTに通過することができれば、どなたでも3部ゴールドツアーのすべての大会に出場することができます。
もちろん、他機関でのシードは適用されませんので、新たに取り直す必要があります。但し、他機関で取得もしくは発行されたライセンス資格はプロとして適用いたします。
手元にまだライセンスが届いていない場合は、身分が分かる運転免許証や保険証などをアップしてください。ライセンスが届き次第WDCの事務局までメールがFAXで送ってください。
QT受験料は、年1回、年間を通して該当ツアーに参加する資格を取得するための受験料です。よって毎回の試合では必要ありません。
QTの複数のお申込みは事前にエントリーの締切日までにしなければいけません。よって大会会場でのお申し込みは一切できません。
戻りません。すでにQT合格は確定されていますので、QTに改めて参加しても、しなくてもどちらでも構いません。但し、QT賞金がご用意されていますので、チャンレンジされることをおすすめいたします。
3部ゴールドツアー、2部プラチナツアーでは許可した大会を除き、帯同できません。
1部ダイヤモンドツアーではキャディーを帯同する場合があります。
ジュニアの場合、中学一年生からHDCP17以下であれば参加可能です。ジュニア選手がJJGT会員の場合、JJGTを主催する団体が承認した場合に限り、参加を認めます。その他のジュニア選手は、日本ゴルフ協会(JGA)に登録されているゴルフコースにて取得できます。詳しい情報は各ゴルフコースにお問い合わせください。
ツアー日程はホームページに前もって掲載してありますのでご確認ください。
12/1現在、2部プラチナツアーは2021年10月中旬、1部ダイヤモンドツアーは2部ツアーのシードが確定できる2022年2月以降に始まる予定です。
新型コロナウィルスの状況によって変更になる場合もございますので、常にホームページにて日程をご確認ください。
QTは1Dayトーナメントで実施され、QT当日に分かります。所定成績以上の人から参加人数の比率によって合否を決定いたします。
はい、上位QTに落ちたとしても以前戦っていた該当ツアーに参加する資格は失われません。よって今までツアーには年間を通して出場資格があり、ご参加できます。
はい、本当です。ツアーに挑むプロ選手達の将来への不安を解消し、選手活動への集中をサポートするために、獲得した賞金の一部を財源とした「プロゴルファー年金保険制度」を創設いたします。勝利を重ねるごとに年金が蓄積されていくため、ツアーに臨むプロの活動と生活の安定が図れます。
選手各自の年金積立額はWDC TOURウェブサイトの「マイページ」にていつでもご確認できます。
WDCツアーのQTは、新型コロナウィルスの影響によって、QTが開催できる環境になるまでは延期になることはありますが、中止になることはありません。